日付のない便り

日々のとりとめのない覚書 映画や読書 そして回想

こんな映画、あんな本  ここ一週間で観たり、読んだり

 別に気に入らなかったわけでも、面白くなかったわけでもないのに、ブログの記事にするタイミングを逸してしまう「こんな映画、あんな本」がある。

 私は、ブログの記事は、なるべくまとまった文章で載せることにしているので(まとまっていないことの方が多いが)、時期を外すと記事にできなくなってしまう(エラソーですが)。

 今週は、いろいろあって「こんな映画、あんな本」が結構あった。メモがわりではないが、題名と寸評ぐらい書いて記事にしておこうと思う。

 

こんな映画

『ハンサム⭐️スーツ』(2008年 英勉監督)

 谷原章介 塚地武雅 北川景子 大島美幸

 自他共に認めるブサイク男が、身に付けるとイケメンになれるハンサム⭐️スーツで(つまり塚地が身につけると外見が谷原になる)、何が変わったか。気の利いたコメディで、谷原、塚地、北川、大島、それぞれが好演している。ただし、こういう映画は、見終わったあと、少し苦い。

 私は、塚地側の人間で、この年になっても、容貌のことを人ごとのように通り過ぎることはできないからだ。

 

『俺はまだ本気出していないだけ』(2013年 福田雄一監督)

堤真一 山田孝之 濱田岳 橋本愛

 突然、会社を辞めて漫画家を目指す勘違い男を巡るコメディ。結局、なんだかんだあっても、最後は漫画家になれる、中年シンデレラに堤真一。この俳優は、何を演じても嫌味がないので、さして面白い話でもないが最後まで結構楽しく観てしまった。まあ、ユルさが魅力といえば魅力。

 

『トクソウ』(WOWOW ドラマ 全5話)

吉岡秀隆 三浦友和 吉沢悠

 トクソウは特捜。最強捜査機関「特捜検察」の裏側を描いた社会派サスペンス。組織も人物も類型的で、どこかで見たような事件と人物が出てくる。

 吉岡秀隆はいい俳優だが、そう器用なわけではなく、こういう役は柄ではない気がする。全五話も最後の方はちょっと飽き気味。

 

あんな本

『任侠シネマ』今野敏著  中央公論社

 ご存知(知ってる人は知っている!)任侠シリーズの第5弾。著者は警察小説を中心に幅広い作品を量産している作家。私は、この作家が好きで作品のほぼ9割は読んでいる。警察や犯罪、あるいは格闘技などの題材が多いのだが、この人の小説はどれも安心して読める。暴力シーンがまずない。濡れ場も全くない。あまり、現実離れしたトリックや無理な推理もない。しかも、長さがちょうどよい。小説のキャラクターの造型が巧みで、新作を読むと登場人物の活躍に旧友にあったような気分になれる。それに、文章は品がよく、節度があって読みやすい。

 この作家にはたくさんシリーズ作品があるが、この『任侠シリーズ』は『隠蔽捜査』シリーズと並んで、最も人気があるのではないか。

 主人公は組員わずか5人の阿岐本組の代貸日村誠司。阿岐本組は、今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザという設定。その阿岐本組長が、兄弟分の組から傾きかけた出版社、銭湯、学校などの経営を引き受け、ヤクザ流の再建をしていくシリーズ。日村は、強面だが、親分の思惑や組員への気遣い、ヤクザ社会のしきたりなどに忙殺され、時にストレスから胃痛になったりする。組員たちの個性もなかなか面白い。

 まあ、どれから読んでも大丈夫なので、良質の娯楽小説として手に取られるとよいかも。

スピンオフシリーズ『マル暴甘糟』のシリーズも面白い。

 

以下半分程度読んだもの、

『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』高山正之著 徳間書店

『教師崩壊』妹尾昌俊著 PHP新書 ※これは記事にします。

 

今週積み上げたもの

『ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領』角川文庫

 

『八本目の槍』今村翔吾著  新潮社

 

さて、どこまで肥やしにしないで済ませるやら。

ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領 (角川文庫)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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